- 作者: 鹿乃しうこ
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: コミック
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- Punch↑ 3
★★★★☆
浩太の初めての男・深津が現れてからなんだかおかしい牧さん。出張でほんのちょっと離れるだけでも気がかりで・・・浩太のほうも深津と顔を合わせるたびに不安な気持ちになっちゃって・・・
どう考えてもラブラブだったはずの二人が、こんなことでギクシャクすることになるとは、といった展開です。挙句の果てに大変なトラブルが発生しちゃって・・・
意外だったのが浩太の兄・キヨトがそれなりの存在を示しだしたことです。2巻の番外編だけの存在かと思っていたら、やっぱり兄は兄ですね。
そして、次巻でどう展開してくれるのでしょうか?気持ちと身体を持て余す牧に、浩太はどう戻ってきてくれるのでしょうか?(二人が離れることは、ハナっから考えておりません。)私としては、深津も誰かに救われてほしいと思っています。そうじゃなければあまりに空しい存在過ぎますから。本人をして、「呪われている」と言わしめるほど愛に飢えているのは、哀しすぎるじゃないですか。ただ、牧と浩太が幸せになるだけでは納得いかないお話になってきたので、この先がシリアスのまま進むのか、どこかでまたおちゃらけたお話に戻っていくのか、大変気になります。
今回の本編が思いっきりメロドラマ展開だった分、描き下ろしは大サービスです。「牧 志青 慰安すぺしゃる。」なので、牧さんの妄想いっぱいのエロエロコメディになっていて、ちょっとホッとしました。
ちなみに、カバー折り返しの作者コメント・・・△関係の被りっぷり・・・って牧さんがラ○カちゃんですか?キラッ☆
- 作者: しおべり由生
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: コミック
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- さくら色の人生
★★★★☆
子供が4人!っていうところに引かれて読むことにしました。子供がらみのコメディを期待していたのですが、どちらかと言えば大人二人のせつない部分の方が多かったと思います。鳴瀬の愛人業とか、島野の元妻との関係とかちょっぴりムリがある気もしますが、子供絡みの部分でちょっと気持ちをゆるませながら、今後の二人+男児4人の「さくら色の人生」が期待できる、癒しのお話なのかなと思いました。萌ポイントは子供とヒゲ眼鏡でした。
他に、ライバル同級生再会もの、幼馴染み再会ものもありますが、“妄想もの”の「LUST CHANCE」がなかなか面白かったです。最後の望みを叶えてくれると言う死神の言葉のまま、妄想しエロな展開になるわけですが、この展開の仕方がなかなか面白かったのです。とにかく妄想の中ですから何でもありなので、突然の場面転換もおかしくないわけです。私としては意外と納得できるお話でした。
で、描き下ろしがどれも面白かったです。ちょっとお得感がありました。
麗人セレクション 永遠のボーイフレンド (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
- 作者: 吉池マスコ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2010/01/27
- メディア: コミック
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- 永遠のボーイフレンド
★★★★☆
捨て子を育てた花屋のみちる姉さん(おかま)。その子供・比呂樹には彼氏ができるは、その後ムリヤリバイトに入った裕太の恋の架け橋になっちゃうは、いちいち姉さんの情の厚さにジーンときちゃうし可哀想にもなっちゃう展開だったのですが、シリーズ3話目が表題作で、とうとう姉さん自信の恋のお話。やっぱりこれが一番泣けましたね。心はオトメなのに、行動はオトコマエなんだもの。このお話の終わり方だと、姉さんと克彦が付き合っちゃうのかな?とも取れますが、もうとにかく姉さんに幸せになってもらいたいのです。だって、すんごくいい人なんだもん。
ちなみに、好きなシーンは「どーせ汚いわよ!ブサイクよ!でも…でも…ケンちゃんが好きなのよ…!」ってみちるさんが泣くシーンと、2話目の裕太がひっくんのおでこにキスするシーンです。
もう1作、ツンデレ塾講師×レスリング部の大学生のお話も、純情だったり、即物的だったり、想う人には想われずといった三角関係があったりとなかなか面白いですが、やっぱりみちる姉さんが好きだ。
実は、この本の購入を迷っていたのですが、買ってよかったと思った次第です。泣きたい時は引っ張り出そうと思います。