久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

★★★★★
フジミ外伝、生島×ソラ編です。
生島がソラを拾ってきて、仕事に連れて行き、富士見に誘い、ホルンを与え・・・(ソラが演奏する、北酒場が聞けますよ)
どうにも野獣でモラルなんぞ無いような生島が、ソラにかかわることでは結構いいお父さんぽくなるという部分と、年相応に見えないくらい幼い外見のソラが生島を愛してしまうところに、心動かされます。自分の生い立ちと重なるソラの壮絶な半生に、じっとしていられない生島の気持ち。感謝や愛を奉仕することで返そうとするソラの哀しさ。微笑ましいし、涙も誘われるし、とにかくたいしたセリフもないソラの一言一言(“んっ”って返事する部分まで)が心に残ります。
言葉にするとこの程度の感想になってしまいますが、とにかくソラ(CV.山口勝平ちゃん)がいたいけで、可愛くて、哀しくて、幸せです。フジミシリーズで一番好きな作品です。
おまけのトークCDはまじめな勝平ちゃんのシモ話。真面目にきちんとでも笑っちゃうお話をしてくれます。

  • 黄昏に花

★★★★☆
★一つは主人公岩井のCV担当・宮林康さんに。(45歳、バツイチ、インポのオジサンにピッタリでございました。)
お話は、作者も言っているように介護ラブ。CDのほとんどを前置きに使い、もう一人の主人公・25歳のやり手の銀行マン小山田(CV.平川くん)が本格的に登場したのは後半になってからです。それまでは、女性社員にまでやり込められてしまうような、控えめで事なかれ主義のヘタレたインポオジサンのお話が続きます。ある日、小山田が体調を崩している場面に出くわしてからが急展開。僕の恥ずかしい(仕事を全うせず倒れるのは、小山田にとって恥ずかしいことらしい)ところを見たのだから、貴方の恥ずかしいところも見せてと押し倒されてしまう岩井課長。エッチなシーンも含め、全てに淡々として感情に起伏の無い岩井が、今後どうなっていくのかが気になる終わり方でした。
原作は未読。そのためか、前述の押し倒しシーンがどうにも説明不足感があってちょっと残念でした。だって、あまりに急な展開だったんですもん。小山田くんが豹変しちゃったんだもん。冷たい奴から愛情溢れる人に大変身しちゃったんですもん。だから余計先が気になります。

ルボー・サウンドコレクション ドラマCD Punch↑2

ルボー・サウンドコレクション ドラマCD Punch↑2

  • Punch↑ 2

★★★★★
★1つは最後の「残念な王子」に。
Disk1は、既にラブラブな関係の志青と浩太、そこに浩太の友人・西賀や過去の人・裕也が絡んできてひと波乱というお話。やっぱり浩太は志青が一番好きなんです、良かったね。で終わったわけですが、コミックス同様、今後が気になるぅ〜。しかし、いちいちシリアスになる展開において、くしゃっと崩れる感じの志青(CV.子安さん)のデレデレっぷりが最高です。で、浩太(CV.ゆうきゃん)が可愛いから!どんなときでも可愛いから!(浩太は19歳、しゅごキャラのイクトは中学生、同じゆうきゃんのキャラですが、浩太の方がはるかに可愛い声で演じられています。)
Disk2は浩太の過去のお話「蜜月」がメインです。お話は、中学生の浩太の初恋が別れで終わるまでです。コミックスでもそうでしたが、誰も悪い人がいないのに悲しい・・・(二股かけちゃったんだから、やっぱり裕也が悪いのか。でも、そうだと言い切れない。)私の耳が悪いのか、残念ながら西賀(CV.堀江一眞くん)と裕也(CV.前野智昭くん)の聞き分けができなくて、時々えっ?えっ?っていう場面がありましたが、それは仕方が無いでしょうか・・・浩太の兄ちゃん・キヨト(CV.だいさく)がオカマ過ぎなくてよかったです。
さらに、前述した【残念な王子】が入っています。酔っぱらった浩太と、喜んで彼に付き合う志青の妄想爆発のコメディ(ギャグと言った方がいいのか?)です。酔っぱらった浩太がめちゃくちゃ可愛い!!!ここだけ何度も聴きたくなるくらい、最高におかしくて最高に可愛いから!
特典CDでは中村悠一子安武人遊佐浩二(浩太の現場仲間・忍役)、高橋広樹(志青の仕事仲間・和久井役)の4人でフリートーク。なぜかお料理について主役じゃない二人が語ってくれていますが、それはそれで結構面白かったです。ちなみに、さんまの調理法とか、ボルシチミルメークについてでした。子安さんは食材に触ることすらしないんだそうな・・・何を食っているんだ・・・