久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

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  • ネーム・オブ・ラブ

★★★★☆
ストーリーとしては波乱万丈感のある内容なんですが、主人公の二人のトーンがまったりとしているので、聴き終わってみると全体的に静かな感じを受けました。
それじゃあ二人に不満があるかというとそういうわけではなく、実際に沢村康平(CV.小野くん)はゲイではあるものの地に足が着いたサラリーマンだし、篠原哲(CV.たっつん)は寂しさの塊の厭世観漂うフリーターなので、そんな役なわけです。特に哲はヘラヘラダラダラしているものの、憎めない優しさが溢れているので、守ってやりたくなっちゃいます。
スパイス的な存在として、オカマの翠(CV.梶くん)が出てきますが、彼がはまり役です。そもそも可愛い系の声なので、聞く前から何の心配もしていませんでしたが、やっぱり可愛かったよ。自分勝手で甘えん坊で遠慮が無いけど憎めない。いいキャラでした。
繰り返し聞いても飽きない作品だと思います。