久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

  • リピート・アフター・ミー?

★★★★☆
2回聴きました。そうしたら★4つ分くらいは面白かったかなと思いました。実は1回目は良さがあまりよくわからなかったんです。登場人物が多すぎて、散漫になっちゃった感じがあったので。
お話はコミックスとほぼ同じ。雄之介(CV.福山潤)の叫び声とナイジェル(CV.中村悠一)のサド教師声、シーグ(CV.野島裕史)の女王様気質を内に秘めたような声、今井さん(CV.平川くん)はあくまでキッチリ事務的で、アンディ(CV.阿部敦)のオドオドぶりやその他おじさま陣の渋くてカッコイイ声、あなたはどの声がお好きですか?って感じ。コミックスで横書きされていた英語部分は英語を重ねた編集となっておりまして、やや聴きづらいもののなかなかいい方法だと思いましたが、いっそのこと、英語部分は英語のまま収録して、訳したブックレットをつけたらいいのにと思いました。英語吹き替え担当の方々は、声優さんなんでしょうか?
ちなみに、キャストトークで福山くんが必死に英語部分は吹き替えだと言っていますが、彼だけは自前。お疲れ様でした。そりゃそうですよね、彼の成長ストーリーなんだもの、頑張っていただかないと。
コミックスの感想にも書きましたが、シーグのこの先が気になります。これを聴いてエアハルト(CV.鳥海浩輔)の未来も知りたくなりました。

別れる2人の愛の劇場。

別れる2人の愛の劇場。

  • 別れる二人の愛の劇場

★★★★☆
これも2回聴きました。実は、絵と声がいまひとつ合わない気がして、1回目はそればっかりが気になって集中できなかったのです。2回目は開き直って、これはこれ、と思い直して聴きました。成功でした。実は原作の内容、ほとんど忘れております・・・すいません。
才能はタップリあるのに自信が無く、後ろ向きでいじけやすいお笑い芸人・梅田(CV.たっつん)と外見が良く人気もあって申し分ないアイドルなのにただひたすら梅田が好きな上野(CV.梶くん)の、別れそうになっても別れなかった二人の愛のお話がなかなか楽しい。
オフ時の梅田のボソボソっとした自信なさげな声、オン時の弾けた芸人っぷり、上野相手にすねたり甘えたりする時の声、全部同一人物やでぇ。上野は上野で、アイドルがそんな・・・な梅田さん命の燃えっぷり。喜怒哀楽も激しくてそりゃリーダー(CV.きーやん)も手を焼きますわ。
もう1カップルは後輩芸人・相原(CV.前野くん)×にいさん芸人・林(CV.鳥海さん)。大阪―東京の遠距離を夜行バスで通ってくる相原が熱ければ、落ち着いた大人でさらりと流しているようで、相原を思う気持ちは大変熱いのが林だということがしみじみ伝わってきます。何度も聴くのはこっちのカップルの方が落ち着いてていいかもしれない。
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  • 交渉人は疑わない

★★★★★
不可がないのとロストバージン記念で★5つ。前作と比べて、芽吹さん(CV.平川くん)がより明るくなってきましたね。夏でアロハだし、1作目で吹っ切れた部分もあったろうし、明るいのはいいことです。もともと優男の見た目に反してしっかりしていて度胸がある立派な男なのですが、ここへきて、ヘタレた部分より交渉屋としての頼りになる部分が前面に出てきた感じで、今回はなかなかカッコ良かったです。でも、そのカッコよさがお母さん的なんですよね。
兵頭(CV.子安さん)の方は相変わらずで、彼が「先輩」って言うところがなんだか思いがタップリ入っている感じで大好きです。ヤクザで頭が良くて、渋いはずなのにどこかずっこけているところも憎めない。ブックレットの書き下ろし「STRAWBERRY FLAVOR」も含め、先輩のバージンもらえてよかったね兵頭、って言いたい。
今回の重要人物・溝呂木功のCVは石井真さん。あまり良く存じ上げませんが、シャングリ・ラの主役の一人草薙国仁の方ですよね。BL的に無関係といえばそうだけれど、あんなにしゃべっていたんだから、キャストトークにも出てほしかったなぁ。
キヨ(CV.日野聡)と智紀(CV.梶くん)も出番が少し増えて嬉しい限り。この前のCDはほぼ2年前だったんでしたか?いやー、そんなに経っちゃったの?「交渉人は黙らない」の頃は日野くんのことも知らなくて、どんな声優さんなんだろうと思っているうち、隠の王で相澤虹一役をやってくださって、私の認識内に入るようになりました。そのくらい時間が経っているという話。
ブックレットの書き下ろしは、ロストバージン後のお話。振り返ってはドキドキしたり、対抗意識を燃やして墓穴を掘ったり、そういうのはただのバカップルと言うんですよ、おふたりさん。いや、芽吹さんか。