久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

G・DEFEND(37) (冬水社・いち*ラキコミックス) (ラキッシュ・コミックス)

G・DEFEND(37) (冬水社・いち*ラキコミックス) (ラキッシュ・コミックス)

  • G・DEFEND 37

★★★★☆
久しぶりにコミックスの感想を書きます。書けていないものが、もう40冊くらいあるのですが、なにはともあれこれだけは書いておきたいと思います。なぜならば、ずーっと続けて感想を書いているからであります。この号だけ抜かすわけにはいきません。
今回は、二人(岩瀬×石川)の秘密(?)の関係を暴露されるような投書があって、頭を悩ませなくてはいけなくなったのに、岩瀬の急な出張のために、二人が離れ離れになってしまうお話です。副題の【ただ自分のためじゃなく 誰かのために動く】という言葉が、全てを物語っております。中でも、石川隊長が悩みを抱え一人ぼっちなことでいつになくヘタレているので、隊員たちが頼りです。
それにしても、勧善懲悪というかみんな仲良しというか、ハラハラする場面はあるものの、いつものとおり安心して読んでいられます。悠さんもヘタレているだけじゃなく、ちゃんと活躍もしてますしね。で、岩瀬の過保護には拍車がかかってきましたし、二人の関係は公然の秘密ってやつでしょ?で、こう登場人物が多いと、常に「もっと!!G・DEFEND」を手元に置いて読まないとそれぞれの相関図が分からなくなりそうです。しかしながら、「もっと〜」が発行された後によく出てくるようになった“石川と同期のみなさん”とか、新たにカップルになった人たちも少なくないので、困りものです・・・今回は宮沢さんまである人と怪しい関係になってるし・・・子供を優しく厳しく見守っていたのは平田くんでいいんですかね?アレクは城ちゃんのこと、どう思っているんでしょうか?マーティーがいるのに罪作りな奴。

地下鉄の犬 (ドラコミックス)

地下鉄の犬 (ドラコミックス)

  • 地下鉄の犬

★★★★★
お話そのものが静かに静かに展開されるので、大きく心揺さぶられるような出来事は無いのですが、大人同士の恋ってこんな感じでいいんじゃないかと思うので、おまけで★5つ。
離婚したばかりの男・篠田がうっかり入ってコーヒーを注文してしまった朝倉の店は、実は煙草屋兼骨董屋で・・・そこは、思いのほか居心地が良くて・・・朝倉が“女顔”なので、はじめはこの二人の関係がどう展開していくのか不思議だったのですが、なるほど、あとがき(カバー裏)にて作者が言っているように、うっとうしい系乙女攻×私生活での積極性に欠ける中年受で、納得しました。さらに眼鏡×眼鏡ですから、メガネスキーにはたまりません。
とにかく私生活に自信のない篠田と、篠田に惚れちゃったゲイの朝倉がいい感じで凸凹コンビなのがなんだかうれしいのです。ヘタレの篠田さんが、本当の気持ちに気付き、朝倉のところに行ったときの言葉「私は君の手にしっくりくるか?」がなぜかエロチックでした。
あとの2話は、両思いになった二人のその後のお話ですが、大人なバカップルのお話でもあります。「端っこマニア」のお弁当といい、大きな荷物を持って温泉旅行に行くことといい、大変現実じみていてそこがおかしいし、そこが好きです。さらに、温泉での浴衣(?)姿が非常によろしいのです。着付け方といい、着崩れ方といい大変セクシーで結構です。
さらに、カバー裏「ゴローは犬」(ゴローは、二人が温泉地で拾ってきた犬です。)もオチがついて結構でした。プププ・・・