- 作者: ユキムラ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: コミック
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- 人に言えない間柄
★★★★☆
【人に言えない間柄 井上の場合】出会い系がきっかけで付き合い始めた二人が、実は同じ学校の生徒と教師で・・・時々見かけるシチュエーションで展開も王道な感じですが、なんだかいいんですね。井上くんがただひたすらみちるさんを想っているからでしょうか?みちるさんがダメだダメだと言いながら、井上くんが想ってくれている以上に想っちゃっているからでしょうか?先生の女子高生コスプレはやりすぎだと思う反面、スムーズにこの展開にもって行く話しの組み立ての上手さに脱帽。それにしても、みちる先生、エロいです。描き下ろしは二人でお勉強のエピソード。拗ねる先生が可愛いよ。
【人に言えない間柄 山田の場合】井上の親友・山田も人に言えない恋をしていて・・・相手は義理の兄。↑では結構大人っぽいイメージの少年だったのですが、こちらは立場が年の離れた弟なので、結構幼さを感じます。こちらも王道な展開ですが、両親のエピソードがスパイスになっているところがなかなか面白かったのです。
【かわいくない】三拍子揃っている後輩に慕われちゃった、先輩社員の葛藤のお話。プライドがあるのはいい琴田と思います。
そして、同人誌から収録したという剃毛もの。↑の女装といい、作業服といい、偏った趣味人向けの一冊でしょう。
- 作者: 大槻ミゥ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2010/03/24
- メディア: コミック
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- メランコリック・メローメロー
★★★☆☆
つまらなくは無かったのですが、シチュエーションが私の好みから外れているので★が少なめです。
攻のマドカのほうが後輩なのに、とにかくワガママで俺様で、理由があるのもわかるのですが、あまりにジコチューなのです。好きになったらあばたもえくぼとは言いますが、ユウタがどんどんほだされていく過程に若干疑問を感じちゃったりするのです。ユウタ本人もなぜとかどうしてとか悩むのですが、恋とはそういうものなのでしょうか?
- 作者: 岩本薫,北上れん
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2010/03/19
- メディア: 単行本
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- 欲情
★★★★☆
2007年発行の「発情」のスピンオフ作品です。あちらは弟の発情期のお話。こちらは兄の発情期のお話です。
ちなみに、ネタバレしないと感想も書けないので思ったままを書きたいと思います。神宮寺家の人狼の血筋は長男・迅人にも現れているものの、未だ発情期がやってこないままで・・・
敵対するヤクザに拉致監禁された迅人は、そのヤクザ・賀門に魅力的なにおいを感じて発情します。賀門も迅人のことを可愛く思うようになり、隔離された山小屋の中、果てしないSEXが展開されるのです。
わけもなく好きになってしまうのは、運命の相手だから仕方がないのかもしれませんが、わけがないからこそ思い悩む二人の姿がいじらしいのです。
受がエロエロなお話が好きな方にはおすすめです。おとなしめで真面目な迅人が少しずつ欲情していく様がエロエロです。
- 作者: 杉原理生,竹美家らら
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 文庫
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- 羊とオオカミの理由
★★★★☆
ブラコンの兄弟(章彦と太一)と太一の友人・高林のお話です。親を亡くして、年の離れた弟を一人で育ててきた章彦は、ブラコンを理由に彼女に振られるほどの弟第一お兄ちゃんです。その大好きな弟と二人だけの家に、高林が居候することになったので、お兄ちゃんは余計な心配をし始めるのです。
高林×章彦のお話になることは最初からわかっている展開なのですが、こちらも章彦の過去やブラコンの弟・太一の事情、高林の家庭事情も絡んでくることによって、予測しなかった展開になってくれました。(特に、太一の周囲について)
で、このお話で私の好きな部分は、章彦おかあさんが必死で可愛いところです。もう、母性本能の固まりな感じです。過保護すぎる感じではありますが、見習わないといけないです。