久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

世界が終わるまできみと ドラマCD

世界が終わるまできみと ドラマCD

  • 世界が終わるまできみと

★★★★☆
2枚組みプラスアルファと大長編。鈴村くんお疲れ様でした。声としてのセリフ、モノローグ部分、ナレーション、使い分けるのは大変だったと思います。さらに、それ程大きな差は無いとしても少年期から青年期までですからね。また、立花くんは始終大人な雰囲気の少年〜青年で、運命に振り回されちゃって悟っちゃったんだなっていうところが良く出ていました。
原作の感想を読み返してみたら、相当泣いたようなのですが、CDでは泣くほどではありませんでした。お話がわかっちゃっているからって言うのもあるのかもしれませんが、運命に振り回され健気に生きようとする彼らに、哀しさより逞しさを感じちゃったからかもしれません。それでも、学(CV.代永くん)がちょこっと言う言葉にウルっときてしまったのは事実です。小説と音声の差がこんなところで出るんですね。
しかし、お父さんズの出番がやっぱり少なめでしたね。せっかく高宮パパ・小西さんが優しかったのに・・・千葉さんの声で速水パパに血が通ったことで、彼の哀しいジレンマも“どうにもならないこともある”って理解できた気がします。
康弘おじさんの大川さん、ブラックニクスが入っていましたね。