久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

犬も歩けば恋をする

犬も歩けば恋をする

  • 犬も歩けば恋をする

★★★★★
おまけで★5つ。大笑いしながら聴きました。コミックス読んだときこんなに笑ったっけ?って思ったので、聴き終わってからもう一回コミックスを読み返しました。CDの脚本は、内容を上手にアレンジしてあって、ほぼコミックスどおりです。それじゃあどうしてこんなに笑ったんだろうと考えて見ました。これは、声優さんの演技の賜物なのかなぁと思った次第でございます。夏水さんの絵柄は決して派手ではなく、あっくんがはじらっているのが可愛いなと言う印象は強いのですが、ツンツンしてたり甘えたりしている姿が印象に残らなかったりしていました。今井のほうも、ヘンタイではあるものの仮面の下に隠されているタイプなので、画面で見ただけではそのヘンタイさ加減がいまひとつ強く伝わってこなかったのです。だからこの作品がCDになると聞いて、前作の「通り抜けできません」の方が好きだった私は、どうしてこっちがCD化なの?って思ったのですが。買ってよかった。面白かったです。
中でも、電話で今井が「大好きだよ」と言ったあと、『バカ』と言ったあっくんと、『録音しとけばよかった!』といった今井のシーンが最高に好きです。
今井は私の大好きな平川くん。こんなにコミカルなヘンタイは初めてお会いしました。Sのようでいて妄想爆発ヘンタイのMだと思える今井を怪演です。
また、あっくんは下野紘くん。彼が主役のBLってほとんど聴いたことがなかったのですが、いやー、よかった。(絡みのあるBLはものすごく久しぶりなんだそうです。)まず、とにかく可愛い。でも、子供っぽくはない。そして何よりエッチシーンの喘ぎが最高に私好みでございました。「ア」だけでも様々に変化して、ホント色っぽい。これだけ聴いててもいいくらいです。
同時収録というかコミックスどおりというか、『山田くんと田中課長』が一話毎に差し込まれています。これもコミックスを読み返してみたのですが、CDのほうが長いお話になっています。これも高評価できます。聴く前は、ツンの山田くんは中村くんではまり役ですが、課長がなぜ岡本くん?って思ったのです。いやぁ、課長はボールペンサイズなので、声がハイトーンになっているという設定なわけですね。
さらに、コミックスに無いオリジナル『犬も歩けば山田にあたる』というショートストーリーもあります。
ブックレットには描き下ろし漫画が4ページ。『犬も歩けば山田にあたる』を聴いてからでないと、意味不明な部分がありますが、聴いてからだったら十分笑えます。
「通販申込者特典トークCD」も26分間楽しませてもらえました。中村くんが司会ですが、みんなよく話してくださって、作品の感想もテーマトーク「○○っぽく見えると言われたこと」も楽しかったです。なかでも中村くんの毒舌爆発で、そこも好きだー。