- 作者: 秋月こお,九號
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 文庫
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- 幸村殿、艶にて候 4
★★★★☆
今回は特に壮大なストーリーだと思いました。九州を一回りしちゃったわけですよね。細かい歴史上の人物は良くはわからないんですが、島津って鹿児島の方のお殿様だったんですね。もっと上の方かと思っていました。丸に十の字の御紋は島津様でしたっけ?
さて、十人揃った真田組の今回の敵は桜島の女軍。女性相手だと却って負けることもあるという事情。なるほど、わかります。だから今だって結局女が強いよね。活躍しなかった人がいないくらい、あっちの場面であの人、こっちの場面でこの人と、やっぱり十人いることに意味があるんですね。
それにしても、罪作りな幸村殿を巡ってあっちでギクシャク、こっちでドキドキ、才三は相変わらずゴーイングマイウエイ(幸村や佐助がグルグルしているのを面白がってます)、佐助は散々な目に会っちゃったかと思えば口での奉仕を再び求められちゃうし(なんてかわいそうな)、かつ殿は最後の最後で美味しいところをかっさらってっちゃうし。何がいけないって幸村が一番いけないと思う。作戦はばっちり成功してきたわけですが、男心を弄びすぎ。
薩摩ということもあって、おきつも活躍。子を持つ母は強です。
桜島に囚われていた望月の瑠璃丸も助け出され、二人とも熊野に戻ることに。さて今度はかつ殿が本格的に混ざってきそうな感じです。佐助がどこまで我慢できるのでしょうか?
- 作者: 館野とお子
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2008/10/22
- メディア: コミック
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- 恋は思案のほか
★★★☆☆
ゲイの同級生、奥のところに(監視目的で)居候することになった持田君のお話。
持田君は他人のいいところを認めることができる、いいこなんだなぁと思いました。
私もできるだけいいところを見つけて、皆を好きになりたいと思っている人間ですが、相手から惚れられちゃうとほだされやすいんでしょうか?私は惚れられた経験もないので、よく分かりませんが、ほだされちゃいそうな気もします。
でも、結果両思いで、それまでフラフラしていた人が地に足が着いてくるっていい変化だと思います。