- 作者: 朝比奈れん,加賀美炬
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: 文庫
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- 霧降る街に獣は啼く
★★★☆☆
人外物とのことだったので読んでみました。本屋さんでパラパラっとした際、口絵がエロなのが目に入ったので、「カバーはどうなさいますか?」と男性店員に聞かれ、「いりません」と即答しました。別にエロシーンではなかったんですが・・・
で、感想です。ヘルハウンドであるステファンが仕える、田舎貴族の坊ちゃんギルバートが、切り裂きジャックの事件解決に乗り出しちゃったからさあたいへん。っていう内容です。自宅(貴族の屋敷)からほとんど出たことの無い、天真爛漫で我儘な坊ちゃんのことを愛しちゃってるステファンが、危険な事はさせたくないけど二人きりで暮らしたいこともあり、ロンドンへ。この凸凹コンビが何ともいえず可愛いです。二人で暮らすために、一人頑張るステファンは本当にワンコです。ギルのほうも、なんだかんだで憎めないし、このお話のお笑い部分担当っていった感じ。事件やそれに絡む人たちはドロドロですが、その割には始終明るい雰囲気が漂っております。事件が解決してやれやれ、番外編にてより濃密なエッチを展開してくれますが、一番食えないのは長男チャールズでしょう。あなたも人外なんじゃないですか?
パソコンしまってから思い出したので、携帯から追加!
でね、アンジェリーク見たばっかりだったんで、ギルがエレンフリート、ステファンがジェットのイメージが…
いや、それだけなんですが_(^^;)ゞ