- 作者: 鈴木あみ,樹要
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/04/19
- メディア: コミック
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- 愛で痴れる夜の純情 華園編
★★★★☆
シリーズのコミック化第3弾です。
綺蝶が花降楼から出て行くことになり、蜻蛉は自分も出て行く手立て(身請けや足抜け)を考えるのですが、上手くいかなくて・・・
私は小説が未読な上、ドラマCDも部分的にしか聴いていないので、彼らの今までのことはコミックスの内容程度しか知りません。しかし、それなりにわかりやすいお話になっていたと思います。
「犬猿の仲」のふりはしているものの、両思いなのは間違いない二人が離れ離れになりそうなのだから、お店の中しか知らず、ただひたすら綺蝶を頼りにしていた、一途で純情な蜻蛉にとったら一大事でしょう。それも、「年季が明けたら一緒に大門を出よう」と約束までしていたのだからなおさらです。
身請けとか足抜けとか、折檻とか盛りだくさんですが、絵柄がすんなりと綺麗なので、陰湿な感じは受けません。責められないと正直な気持ちを明かせない蜻蛉って、究極のシャイなのか、ただのマゾなのか・・・
後半は綺蝶に“嫁入り”しちゃってからのお話なので、ラブラブです。この先どうなるのでしょうか。思いが通じ合ったのでこれでめでたしめでたしなのでしょうか?小説読んだほうがいいのでしょうか?
- 無口な故意の伝え方 夏休み番外編 描き下ろし全員サービス小冊子
★★★★☆
畠山と山咲の夏休みのお話です。
仕事バカな山咲は、畠山にバカンスに誘われたのに断ってしまいます。しかし、職場の社員旅行は断れなくて・・・で、お約束な展開になるのです。日焼けに弱かったり、かなづちだったりと「残念」な山咲の連発ですが、短編なのに伏線とオチもちゃんとあって、楽しく読めました。
- 麗人festa sideA
★★★★☆
笠井あゆみ:オトコの花道〜出会い編
山田ユギ:人はなぜ働かなくてはならないのか〜アフター忘年会
直野儚羅:接近禁止
わたなべあじあ:吉野の婿いびり
の4短編が入っています。どれも4コマ漫画のような4ページ漫画です。どれも、この小冊子を手に入れるために買ったコミックスの番外編なので、楽屋裏を見たようで楽しかったです。ちなみに、あじあさんの作品だけは本編じゃなくて同時収録の作品のものです。本編じゃどう考えてもギャグはムリだもんね。
- 麗人festa sideB
★★★★☆
内田カヲル:そして続きがあるのなら〜ある日の日常
鬼嶋兵伍:ヌク・ヌク!?
天城れの:SMそういうもんだよね
CJ Michalski:オトコ抱かれました!?
の4短編が入っています。こちらもsideAと同様に、4コマ漫画のような4ページ漫画です。しかし、笑いとしてはAのほうが笑えるお話だったかな。
私としては、内田さんの作品が4ページしかないのに非常に厚みを感じました。センパイって女豹だったんですね。あと、鬼嶋さんのはやっぱりエロいです。