久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

G・DEFEND(36) (冬水社・いち*ラキコミックス) (ラキッシュ・コミックス)

G・DEFEND(36) (冬水社・いち*ラキコミックス) (ラキッシュ・コミックス)

  • G・DEFEND 36

★★★★☆
岩瀬が・・・岩瀬の存在が・・・というわけで、西やん祭りと森本さんも言っているくらい、西脇中心のお話でした。
一つ目は、悠や西脇たち同期のロス研修のエピソード「RESCUE」。だから、岩瀬はニアミスでほんのふたコマ出てくるだけ。アメリカに研修に行って起こる騒動のお話。自分の力だけでなんとか乗り越えていくのではなく、チームワークが大事だねっていうことですね。自分のフェロモンのせいで負った過去のトラウマを、再び自分のフェロモンのせいで引き起こされた騒動に巻き込まれたために乗り越えたっていうわけですよね。縁の下で支えている西やんお疲れ様。
「迷想を楽しむDr」は西脇と橋爪ドクターカップルの、コーヒーエピソード。好きな人のため、好きな人と過ごす時間のため、あれこれ考えている、天然ボケでフェロモン振り撒いている自覚が無いドクターと、彼の行動にヤキモキする西やんのお話。横恋慕しちゃった貧乏くじの生田くん、決して悪人じゃないんだと思います。彼も救われるといいなぁ。
それにしても、やっぱりこのシリーズの醍醐味はアクションシーンですね。ピンチにカッコよく登場し、問題を解決する。あー、気持ちいい。
おまけの真矢兄弟のお話もなかなかでしたが、その後の37巻の予告の方が面白かったわたしって・・・

いとしい悪魔 (バーズコミックス リンクスコレクション)

いとしい悪魔 (バーズコミックス リンクスコレクション)

  • いとしい悪魔

★★★★★
欠点が無かったわけじゃないけれど、加点方式でいったら高得点だと思うので★5つ。(強いて欠点を上げれば、書き文字が細かくて読みづらいこと。でも、そこを読まないと面白みが半減してしまうことでしょうか?)
「かわいい悪魔」の続編です。コメディというよりギャグに徹していて、まぁ、秋吉くんが面白い。本来面白キャラになってはいけないような人なのに、徹底的に崩れております。でも、崩れているのにかわいい。もう、すっかり楓太の虜になっちゃっているくせに、素直になれず、思いっきり遠回りをする秋吉くんなのでした。自分でも好き勝手やっていながら、楓太の行動に傷ついて・・・なんて勝手な生き物なんだと思いますが、楓太もそうだから・・・しかし、誤解が解けたあとのエッチはすごかったですね。これってツンデレなんですか?もう、楓太の方が従僕と化しておりますよ。ああ、それもよし。
「ひさしくん日記」では、楓太の兄・翔太がどれだけひさしのことを思っているかがよーっくわかるお話です。(邪だけど・・・)で、ひさしは思いっきり鈍感で・・・でも、18になったら襲われちゃうのかなぁ?ひさしくん強面ゴリラだけど乗っかられちゃうのかなぁ?私としては翔太さん襲い受けのほうが好みですが・・・ああ、先が気になる二人でありました。
残りのお兄ちゃん雷太さんのエピソードは最後にあります。彼には大きな秘密が!!!「それが何か?」ってうそぶけちゃう大物の長男を落とすのはどんな人なんでしょうか?ああ、こっちも気になるぅ。
ほかに、セックスマシーン呼ばれるイケイケ高校生×地味な同級生のお話が入っています。こちらはギャグ風味はありません。地味な子が思わぬ色気を発する時っていけない魅力がありますなぁ。

欲しいもの全部 (POE BACKS Babyコミックス)

欲しいもの全部 (POE BACKS Babyコミックス)

  • 欲しいもの全部

★★★★☆
短編集。★5つに近い4つです。ほとんどのお話にちょっとした描き下ろしが付いていて、さらにラブラブしています。
表題作はコックさん同士ですが、それよりも「たまつる男子」が重要です。(先日テレビを見ていて始めて知りました。いまどきの男子は、あそこの脱毛をしているんだそうな・・・プレイならともかく、脱毛処理をしてもらいにお店に行くっていうのがちょっとキモイと思った私です。)こちらのお話は、プレイ?系です。羞恥プレイというやつでしょうが、お返しに必ず殴られるという、どっちがMなんだかといった組み合わせ。割れ鍋に綴じ蓋なんです。
PC擬人化の「懲りないあなた」はPCとウィルスとセキュリティの関係がわかりやすくて面白かったです。スキャン作業中(セキュリティ×PCでエッチ中)に写真屋とケンカした印象調整くんが乱入してきたシーンの、PCの切り返しに笑ってしまいました。
変わったシチュとしては、お坊さん×カフェ店員っていうのもあります。高校生再会逆転ものや、家庭教師年下攻めもちょっと変わった王道ものです。
中でも、郵便配達員×小説家の「理由の欲しい人差し指」が結構好きです。題名がいいですよね。呼び鈴を鳴らす理由です。で、思いを告げあう時の掛け合い漫才のようなやりとりも微笑ましくていいなぁと思いました。
初めての作家さんですが、今後作家買いしちゃうんだろうな。