久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

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  • 身代わり嫁の純愛

★★★★☆
文庫「身代わり王子の純愛」のCD化記念本だとのことです。J庭でいただいた案内チラシには、「嫁と呼ばれているけれど、苦労が絶えない新婚カップルのある日。」と書かれています。
広夢の実家「オーディオショップ・北澤」で暮らし始めた二人のお話ですが、このお話の陰の主人公は広夢の母親だと思います。ヒカルにとったら姑ということになりますが、なかなか大したオバサンで、男嫁ヒカルの受け入れはいいものの、従順なヒカルはいいように使われているので、広夢がやきもきするという・・・
そして、ふうふ生活もあれこれ気にしなくてはならない不自由な身で・・・
短いお話ですが、ただ家庭内の話にとどまらず、事件も起こるしオチもつくし結構満足しました。まるで、サザエさんみたいな展開でしたが・・・
そうそう、欲求不満の広夢が一人エッチをする時のエピソードには笑いました。
ぷぷぷっ声帯模写芸人だからこそ!

それから、CDのおまけ本の感想を書くのを忘れていました。
日本に来てまで、王子様の代役をしなくてはならなくなったヒカルが気を利かせて日本語でコメントしてしまったからさあ大変、っていうお話。で、好き勝手していた王子様もちょっと痛い思いをいたしましたとさ、チャンチャン。

CDの帯裏のアドレスにアクセスすると、このお話の音声ドラマを聴けます。(12/25まで)