久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

瑕だらけの男たち (ショコラコミックス)

瑕だらけの男たち (ショコラコミックス)

  • 瑕だらけの男たち

★★★★☆
表題作はすっかりやくざの世界、若頭受のお話ですが、別にそこまでの深い関係が無くっても、このストーリーなら任侠アクションもので成立するんじゃないかと思いました。組同士の抗争と仇討ちと、Vシネのような展開にちょっとラブが入っている感じです。前のコミックス「最果ての地」とリンクしているようですが、忘れちゃった・・・でも、この神保組の江戸っ子の親分に見覚えがあります。いいキャラしてるんです。このお話だけだとおおまけに負けて★4つだと思うのですが、へたれのカフェオーナーと神保組組長の次男なのに引きこもりのプログラマー(カバー裏を見ないとわかりませんが。)のお話がツボッたので、文句なしの★4つとさせて頂きました。強面オトコがびくびくしながら、一生懸命気持ちを伝えようとする姿にやられちゃいました。
他に、外国が舞台のシリアス時代物1本とコメディが1本。コメディの方は異色の花嫁ものです。そういえばこっちもゴツイのにやけに弱気のおにいちゃんの。お話だったな受けてくれればもっと美味しかったんですが、攻めちゃいましたね。ちょっと残念。

妄想エレキテル―限定版 (ドラコミックス 219)

妄想エレキテル―限定版 (ドラコミックス 219)

  • 妄想エレキテル 限定版

★★★★☆
エレキテルオンリーだったら★5つにしてもよかったかもしれないのに、経験値と基準値が一緒だったので★4つ。それぞれが人気あるお話だと思うので、別のコミックスに入れていただきたいんですがダメでしょうか?
親友のふみがゲイ宣言したものだから、苦悩と妄想の日々を送ることになってしまった春平のお話。想う相手が自分かもしれないとうろたえ、自分じゃないことにガッカリし、あれこれ色々妄想し、彼氏だという生徒会長・里中に嫉妬し、挙句に鼻血まで出す始末。とうとう「俺でもいいじゃん」宣言をしてしまってからは、ふみの手のひらの上で転がされちゃっていますよね。
しかし、春平くんが可愛い。基本的に絵柄としてはふみのほうが好みなんだけど、この単純バカな春平がとにかく可愛い。開き直ったら思いっきりがいいところも魅力的ですが、でもほんっとバカだよねぇ。
ちなみに、鬼畜なチビ眼鏡の会長とノンケのマッチョ桜田くんのことが大変気になるんですが・・・
経験値と基準値のお話に関しては、みんな仲良く嫉妬のかたまりっていうお話。相変わらずエロエロの4人ですってことで。
で、限定版付録のCDには、ドラマとフリートークが入っています。ドラマにはなんと、あの、Plus(いわゆる4話目)のいじけたふみの長ゼリフが入っていて嬉しかったです。このコミックスに入っていないお話もありましたよね。ということは、このあと出る予定の本編には何が入るんでしょうか?純粋に1話から3話がビッチリなのでしょうか?全サもあるし、どうしようかなぁ。出演者としては、ふみ役のあんげん氏に不安を抱いていましたが(大人っぽ過ぎるんではないかと。)、意外とぼんやりまったりしたところが良かったです。春平の前野くんは申し分なし。会長の梶君も思いっきり冷たい声で、OKOKでした。

  • からめ手で口説いて 4

★★★★☆
前巻は盛り上がりがいまひとつだった記憶があるんですが、今回はOKでした。やっぱり主人公はこっちの二人なんですね。オッサン・刀根のパワーが引っ張ってくれているんでしょうか?
今回は、ユキの嫁入り話。親の都合でマンションを引き払うことになってしまったユキは・・・周囲の皆さんが、面白がるほどに協力的なものだから、オッサンの思惑通りに事は進んでとうとう同棲生活へ突入。以前は流されぎみだったユキですが、今回も流れに乗ってはいるものの、自分の意思として刀根と一緒に居たいと思うようになったところが進歩でしょうか。そして、大学生活へ・・・ホント、留学生のヒースじゃないけど、ユキの体が心配になっちゃいます。刀根さん絶倫すぎだから。実際、他人から見たら「キミ、あの人のどこに惚れて恋人になったの?」ですよね。強引なところですか?絶倫なところですか?
大ちゃん×高刀編はいけない興奮剤の応酬のお話。大ちゃんはそんなところまでムッツリなんですね。二人とも、風邪引いてるのにそんなことしていいんですか?読んでる私は嬉しいですが。