- 愛すること
★★★★★
随分前に届いていたのに積読のままだった「“美しいこと”の全プレ小冊子」です。以前の日記にラブラブが読みたいって書いたと思うんですが、導入からまだグルグルしているので、これはどうなるんだ?と思ったのですが、大丈夫でした。ちゃんと収まるところに収まってくれました。おめでとうございます。
やっと思いが通じた松岡は未だに寛末の機嫌を損ねてはいけないとあれこれ取り越し苦労をしています。相変わらず天然で自己中な寛末は、熱い思いを秘めながらも喋らないので何をお考えあそばしているのか大変分かりづらいし。ま、彼の態度を見れば松岡の取り越し苦労など取り越し苦労に過ぎないじゃんって思えるわけですが・・・っていうくらい熱い思いをもてあましている感じ。エッチになだれ込めば絶倫だし。
で結局最後になって寛末から、「松岡が寛末を信用できないのは寛末の責任だから」的な発言をされ、さらに「我が儘を言われて困ってみたい」などと言われれば、もう決定打ですよね。そして最後の「ここで、俺と一緒に住んで……お願い」の松岡の可愛いこと!!!!!あ〜満足した。
ところで、六嶋弁護士とのシーンに既読感があるんですが、どこかに載ってませんでしたかね?
- 作者: 中原一也,朝南かつみ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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- よくある話。
★★★★☆
大抵が作家買いのため、あらすじとか関係なく買ってきちゃうんですが、まさかこんなにコメディタッチだとは思いませんでした。いい意味で裏切られたし、楽しかった。
昼行灯というかご隠居様というか、万事に覇気がない業務部の課長・袴田(垣間見える仕事ぶりからは、無能だとは思えない)が、気がついたら外商部の若手ホープ・池田にいただかれちゃって・・・というエピソードから始まるお話。何から何まで冴えない男、さらに本人自身も平穏な生活を望んでいるため冒険もしない、結婚も妻に迫られたからだし、離婚も妻に切り出されたからと、何にも魅力がなさそうなおじさんの袴田ですが、池田の萌えツボにはヒットしたらしく積極的に迫られます。淡白な方と言いながら、迫られれば意外にも乗ってしまうから流されてエッチ、それもマニアック。会社の部下や元妻に見せる意外な男気。元AV女優の元妻に嫉妬はするし。挙句の果てに自分が振ったのに、去られて気付く恋心。池田は池田で外見が良く仕事ができ、間違いなくモテるのに、バイで年上好き、趣味はAV鑑賞という変態気味なので、最初から最後まで三枚目にしか見えません。こちらの方は袴田への気持ちに最初から筋が通っているので熱血です。たまに悩んだりもしますが、常に前向き。最終的にご隠居・袴田も少し若返った感じで、私も元気が出た感じ。軽く読むにはピッタリのお話でした。
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2009/03/28
- メディア: コミック
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- 花音DX 13
購入を悩んだのですが、モンデンアキコ氏の作品が掲載されているので、買っちゃった。立ち読みができない自分がうらめしい。だって、値段が高すぎるんですもの。
モンデン氏の作品は続きがあるようで、こうなるとコミックス化待ちですな。中村明日美子氏が巻頭、友達から恋人へ…ほのぼのしていてなかなかよかった。意外と面白そうだと思ったのが柚摩サトル氏のお笑い芸人もの。読みきり連載状態らしく、前のお話は知らないしこの後続くようですが、ちょっと惹かれた。あと、サキラ氏の3Pもの。久々王道的3Pを読みました。それから、スタンレーホーク、ここで読めるとは思わなかった。これもコミックス化待ちですな。