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ラブミッション@ (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

• ラブミッション＠

★★★★☆
エロで軽くて私好みなビジュアルで、全体的に良作揃いですが一番長いお話が私のモラル的に許容範囲を超えちゃっていたので、★が減っちゃった。
ここのところどなたの作品でも表題作より他の作品の方がいいと思ってしまう私ですが、これは表題作が一番好きでした。
童貞（恋愛も未経験）のエロマンガ家と担当さんのお話で、先も読めてしまうようなお話なのにエロくて可愛くて全てが許せちゃう感じ。タレ目眼鏡でクルクルパーマがポッと紅くなるのがなんとも可愛い。（そればっかり・・・）作品解説にもありますが、この漫画家先生が女性にはとてつもなくフェミニストだというところもなかなかよい。
他にプロレス（弟子×師匠）、宿無し×子持ちやもめ、方言イケメン×美少年、独占欲からの強姦陵辱、ラブラブバカップルなど色とりどりのエッチが楽しめます。そうです、エッチだらけです。

君の愛は僕の罪 (プラチナ文庫)

• 君の愛は僕の罪

★★★★☆
久しぶりの芹生氏の新作だったので、マイブームを置いといて先に読みました。ここのところどうしちゃったのかな？と思っていましたが、スランプでしたか?復活して下さって嬉しいです。
さて内容ですが、建築士・崇がずーっと片思いをしていた設計事務所の所長・桧山修一の息子・桂一と最終的には結ばれるっていうお話。崇がとてつもないヘタレなので、片思いを告白することなく修一は事故死。残された妻と息子を守りたいが為に、実家を勘当されてまで桧山家へ婿入り。薄幸な妻は間もなく病死。息子の桂一に所長の面影を見つけてはドキドキしながらも、後ろめたさが先にたち自分の気持ちに向き合うこともできないという現状。
そんな関係を外堀から責めていく桂一のほうが一枚も二枚も上手なので、第三者の横槍が入りつつも着実に義父を落としていくところが面白い部分かな。
で、何が情けないって、一貫して崇がヘタレなところです。息子だからという理由で、桂一をなんとか遠ざけようとしてその部分に関しては頑固一徹な割に、押し倒されれば気持ちよくなっちゃうし、いつもベソベソしているし。堤さん（あまりにいい人過ぎて却って謎な存在）に逃げちゃうし。
そんな崇を長年見ているものだから、桂一は外堀から攻略しなくちゃダメだと思ったんでしょうね。
それにしても、堤さんが一番いい人（イラストもバッチリ）なのに、一生二人を見守って過ごすの？いっそのこと三人で・・・すみません・・・