久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

恋のまんなか (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52)

恋のまんなか (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52)

  • 恋のまんなか

★★★★☆
おまけで★4つ。
複雑な背景を持つ2人の高校生のお話。始めは、いいお坊ちゃん(一之瀬)が堕ちていっちゃうお話になるんじゃないかと懸念していたんですが、一之瀬はただのお坊ちゃんではなかったし、松原も以外に悪い奴じゃなく、最終的にいい方向へ収束していってくれたので、ホッとしました。一之瀬は松原の本質を最初からわかっていたんだろうな、と思えるほど一途に愛しとおします。家出同然の旅先で、不安に駆られるのは松原であるところを見ても、一之瀬は自分の境遇を受け入れながら昇華していくタイプ、松原は最低限の居心地を確保するタイプなんだろうなと思いました。親は選べないとは言いますが、それすらも克服し、描き下ろしにおいて猫に嫉妬されるくらいの幸せな生活を送っている二人を見られて良かったです。
ところで、どこかで見たことのある絵柄だな、と思いちょっと調べてみましたら、コミックシルフで有名な鳩さんですね。別ペンネームなんですね。

このアクマめ! (ディアプラス・コミックス)

このアクマめ! (ディアプラス・コミックス)

  • このアクマめ!

★★★☆☆
刑事カップル。ヘタレで童顔な後輩が攻で、厳しくてクールな先輩が受。です。積極的な後輩と、ホントは受け入れたくなかった先輩なのに、後輩に見合い話が来たために、先輩の方が妬いちゃう、そんな話。
同時収録は医者と能楽師という異色カップル。こっちはドロドロ気味。しかし、医者の元彼は別れ損・・・

桃色天狗 (ディアプラス・コミックス)

桃色天狗 (ディアプラス・コミックス)

  • 桃色天狗

★★★★☆
★1つは妖猫シチサンに。
調伏士の血を引く虎鉄の元に現れた天狗のお話。んー、結局何がしたかったんだ?ってなもんですが、八方丸く収まってめでたしめでたし、でいいんでしょうか。なにはともあれ両親を亡くした虎鉄君が、暖かい人たちに囲まれて生きていけそうだということで、良かった良かった。天狗のモモが今後どうなるのか、木ノ内さんにおいしい展開はあるのか、虎鉄はモモのことが恋愛感情で好きなのか?などなど今後が気になる終わり方でした。
因みに、シチサンは出てくるたびに私を笑わせてくれた、猫のクセににくい奴です。(私、基本的に犬派です。)彼が出てくることによって、コメディー色が増している気がします。
ウチの近所にいたノラ猫は、シャチョウと呼んでいました。↓の絵参照。