久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

ふるえる夜のひみつごと (ミリオンコミックス)

ふるえる夜のひみつごと (ミリオンコミックス)

  • ふるえる夜のひみつごと

★★★★☆
なんだかずっとウルウルしていました。それぞれトラウマのある二人が、傷を舐めあっているように見えなくもないんですが、守ってあげたい気持ち、甘えたい気持ちなどがよく分かるというか、応援したくなるというか・・・ギュッとされる安心感って大切なものだと思います。親子でも恋人同士でも夫婦でも。
同時収録の「ただ、君を待つ」は、ずっと泣いていました。心優しい二人にささやかな幸せが続きますようにと願わずにはいられません。このお話だけを評価するなら、★5つです。心打たれました。
他の作品も秀作揃いで満足。

タンゴの男 (mellow mellow COMICS)

タンゴの男 (mellow mellow COMICS)

  • タンゴの男

★★★★☆
全編を通して熱さを感じる作品でした。ムンムンしている感じ。表紙の二人がタンゴを踊るのかと思っていましたが、導入部分といった感じ。要所要所に心に残るエピソードが組み込まれていて、エッチも満載、お話としてはこれでお終いでもいいとは思うのですが、ヒロがタンゴを踊るようになるまでが欲しかった気もします。ちなみに、ベネが登場したときアンジーが女装しているのかと思っちゃった。逞しいんですもん。

残りモノには愛がある!? (JUNEコミックス ピアスシリーズ)

残りモノには愛がある!? (JUNEコミックス ピアスシリーズ)

  • 残りモノには愛がある!?

★★★★☆
「カプ滅連」いいネーミングです。にっしゃんが売れ残るまで何年も待ったよねくん、あっぱれ!粘り勝ち。嫌だ嫌だと言いながら、流されてエッチしちゃって、それがまた気持ちいいんだから仕方がない。挙句の果てに女の子が見ているとも知らず、観覧車エッチ。おいおい!しかし、やっぱり一番のシーンは、よねが女子高生の制服を着てにっしゃんを奪いに行くところ。それだけ好きだっていう訳ですね。全編を通してコメディー以外の何者でもないお話で、なかなか楽しかったです。
同時収録のもう1本は幾分シリアスで、どうなっていくのかなかなか掴めない三角関係。流され侍といらぬフェミニストと純情少年。最終的にいい方にまとまったんだと思うんですが、いまひとつ物足りないのはなぜだろう・・・