久江羽の読書?日記

長々放置しておりますが、時々腐的な何かを書くと思います

  • きみがいるなら世界の果てでも

★★★★★
マンガ家シリーズ最終巻です。★5つつけちゃいました。なんでこんなに読みやすいんでしょう?
お話は、ルコちゃんが東海林に依存しているのはわかりきったことですが、東海林もルコちゃん依存症だったというアマアマな内容です。そして、完璧男・東海林君が満身創痍で痛々しいったら。天中殺?大殺界?どの事故の発端もルコちゃんですが、どっちかといえば自業自得って感じもします。ルコちゃんに出て行かれ、ボロボロな彼に、やっと人間らしさを感じました。
シリーズ各作品の先生方も、重要なところに少しずつ出演してくれて、そんなところも気が利いています。
空白の高校生時代のこともわかり、あー、今といい昔といい、かわいそうな先輩。ルコちゃん、人非人
といいながら、ルコちゃんが自責の念に駆られ雨の中を彷徨うシーンや、中学の屋上のシーンは泣かせてもらいました。
また、茜さんが東海林を叱咤したため、東海林も動く気になったわけですが、(結局、ルコちゃんがぶっ倒れる方が先で、縋って泣くところは見られずじまい…残念)『おねえさん!かっこいい!』って言っちゃいました。
先日、「きみがいなけりゃ〜」のCDを聴いたばかりです。あっちもそこそこよかったですが、こっちをCD化して欲しい!風呂で転んだり、鍋をひっくり返したり、雨がザーザー降ってたり、効果音を上手に使って雰囲気を出したらきっといいだろうな。

  • The Metamorphosis

★★★★★
ドラマCD「きみがいなけりゃ息もできない」のb-boyショッピング特典です。↑の中にも登場した、猫耳少女が出てくるマンガのお話も混ぜつつ、二人が入れ替わっちゃった、さあたいへん。というお話です。何事にも動じないルコちゃんと、以外にチキンな東海林。いいカップルです。思うように動かないルコちゃんの体に手を焼く東海林には笑えます。っていうか、全編笑いっぱなし。
しかし、イラストレーター田崎に東海林のルコちゃんが言った言葉は、ルコちゃんじゃなくて東海林の秘めたる意見だったんでしょうか?