- 作者: 杉原理生,高星麻子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2007/09/14
- メディア: 文庫
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- 世界が終わるまできみと
★★★★☆
夕べの睡眠不足の原因です。大人の事情の荒海で翻弄される木の葉のような少年たちのお話。それにしても、何度も逆境に立たされてもへこたれない、有理君に脱帽。高星氏の絵に合うようなお話にしたとのことですが、もっと人間臭い人の絵のほうが合うんじゃないかと思いました。こんなに妖精っぽい儚げな少年じゃないでしょ?ファンタジーな感じなのは高宮邸のたたずまいくらいじゃない?そういう意味では日高パパが一番乙女でしたね。(ガタイは一番男っぽいようですが)子供たちよ、これからは幸せになってね。心に残ったシーンとかあるけど、書き抜く?長くなるけど書き抜く?
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- 有理のことば「あなたは―ほんとに暗いとこに行ったことがないんでしょう。だからなんでも斜めに見たもののいいかたをする。白いものでも、ちょっとのケチをつけて、真っ白なんてありえない。黒いんだっていいたがる。だけど、ほんとに暗いところにいたら、黒いものなんて見えないんですよ。暗かったら、迷うことなく、わずかにでも光のある方向を選ぶ。いまいる場所より、暗いほうになんて行きたくないんですよ。あなたがいくら真っ黒い方向にばかり行きたいからって、その価値観で俺を測るのはやめてくれませんか」
- 怜人のことば「有理はいつも人のことばかりだ。父親のため、母親のため、弟のため・・・。父親のやったことを自分の罪のように背負って、俺が傷つくから、そばにいられない?じゃあ、きみはどうするんだ?学がいつも傷つかないように、幸せにいられるように夢みたいな話を作って聞かせてあげて・・・それで、きみの夢は?」
この二人の台詞で、このお話の重要な部分を知ることが出来ると思います。
頭の1/3くらいは、当直中にたんたんと読んだのですが、残りが大変!殆ど泣きっぱなし。キリのいいところで寝ようと思ってたのに先が気になって、もうちょっともうちょっとで読み終えちゃいました。深夜アニメの録画予約のスイッチが入って切れてもまだ読んでいたという…睡眠時間としたら3時間ないんじゃないか?で、泣きながら読んでたので、今朝のオバサンの瞼は久しぶりに一重になっておりました。
- 作者: 天城れの
- 出版社/メーカー: 海王社
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: コミック
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- 学園刑事 ラブ♥ミッション
★★☆☆☆
もうひとつ、何か欲しかった。それにしても、なんてオープンな学校なんだ!
天城さんのは唇が好きです。